屋根カバー工事
「屋根カバー工事」
「屋根カバー工事」
屋根カバー工事の工程
屋根カバー工法の基本的な工程をご案内いたします。
屋根カバー工法は既存の屋根を撤去せずに新しい屋根材を重ねて取り付ける方法で、耐久性を向上させるための工事です。
塗装ができない屋根材の場合はカバー工法をおすすめしております。
屋根カバー工法の最初の工程は、既存の棟板金や雪止めの撤去です。
棟板金は屋根の頂部に取り付けられている金属製の部材で、雨水の侵入を防ぐ役割を果たします。
まず、この棟板金を取り外し、次に屋根の斜面に取り付けられている雪止めも撤去します。
これらの部材を撤去する際には、既存の屋根材や建物を傷つけないように注意深く作業を進めます。
撤去が完了した後は、屋根表面を清掃し、次の工程に備えます。
棟板金と雪止めの撤去が完了したら、新しいルーフィングを敷き込む作業に移ります。
ルーフィングは防水シートで、屋根材の下に敷くことで雨水の侵入を防ぐ重要な役割を果たします。
このシートは、屋根の勾配に沿って重ね合わせながら敷き込み、隙間なく敷設することで防水性能を確保します。
また、シートの重ね代や端部の処理にも注意し、雨水が屋内に浸入しないようにします。
この工程では、ルーフィングがしっかりと屋根全体を覆うように敷き込むことが求められます。
ルーフィングの敷設が完了した後、次にスターターやケラバなどの役物を取り付けます。
スターターは、屋根材の一番下の部分に取り付ける部材で、屋根材を固定し、雨水が屋根の下に入り込むのを防ぎます。
ケラバは、屋根の端部に取り付ける部材で、雨水の侵入を防ぐと同時に屋根の見た目を整える役割を果たします。
これらの役物を取り付けることで、屋根全体の耐久性を高め、雨水の流れをスムーズにします。
取り付けの際には、役物がしっかりと固定され、隙間なく取り付けられていることを確認します。
次に、屋根カバー工法のメインとなる板金本体の取り付けを行います。
板金本体は、新しい屋根材として既存の屋根の上に重ねて取り付けます。
この工程では、板金がルーフィングや役物にしっかりと重なるように配置し、雨水が屋根内部に侵入しないように施工します。
板金本体の取り付けは、屋根の勾配や形状に合わせて行い、隙間がないように注意を払いながら固定します。
最後の工程は、棟板金の取り付けです。棟板金は屋根の頂部に再び設置され、屋根の両側からの雨水が浸入しないように防ぎます。
取り付けは、事前にルーフィングや板金本体を固定した上で行い、棟板金をしっかりと固定します。
棟板金の接合部分にはシーリング材を使用し、耐久性を高めるとともに、長期間にわたって防水性能が維持されるように処理します。
また、取り付け後には、全体の仕上がりを確認し、隙間や漏水の可能性がないかを点検します。
この工程が完了すると、屋根カバー工法による屋根のリフレッシュが完了となります。
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